受けは攻め続けること
合気道の稽古は『取り:技をかける』『受け:技を受ける』でおこなう形稽古です。受けは取りに抵抗せず技を受けます。
抵抗はしないとはいえ
受けでやられっぱなしになっていませんか?
取りの技の邪魔になっては形稽古になりませんが、攻める気のない相手との稽古は難しいものです。
合気道の受けは、抵抗・逆襲はしませんが攻める気持ちで体の動きを意識することが必要です。
逆襲しようと思うなら崩されっぱなしにならず常に相手より優位になり続けようとするでしょうし、攻めることが可能な体勢をつくり続けるはずです。
取りの技の邪魔や抵抗を感じさせずに取りとの接点を大切にした受けを取り続けることで感覚が磨かれるとともにしっかりとした体をつくることができるでしょう。
接点を大切にするってどういうことですか?
取りとの接点を途切らさないことだよ!
居着くことなく足を動かして取りの動きについて行けているかとか、
接点から相手の動きを感じられているかとか、そういうことですか?
そうだね、接点を大切にするためにどうしたらいいか?
稽古の中で何が必要かを自分で考えてみてね。
はい、先生!
ではまた、近いうちに!