合気道着の選び方とお手入れ方法
道着は入門したら必ず必要なものですが、武道未経験者にはどの様な物を選ぶか迷うところです。
武道具店には合気道専用の合気道着があります。
合気道着は、肩・胸・腕を掴む技があるので空手着より厚く、座技・膝行があるので柔道着より膝の補強が長いのが特徴です。
左から
岩田商会 一重刺道衣 晒
東山堂 「蓬(ヨモギ)」綿60%、ポリエステル40%
岩田商会 二重刺道衣 生成
E-BOGU 二重白晒
どれも3号です。
特徴として、岩田商会の道着は裾の隅まで補強されていて縫製がしっかりしています。
東山堂の「蓬(ヨモギ)」は綿ポリ混紡なので軽くて乾きやすい。前合わせが浅めです。
E-BOGUの道着は袖ぐりが広くゆったりしていて、総丈が長いです。
袖ぐりと袖幅が広くて動きやすいからE-BOGUがお気に入り。価格が安いのもGOOD!
遠方に稽古に行くときは東山堂の蓬(ヨモギ)が軽くて持ち運びがラク。
女性は道着の下に、スポーツブラ(背中にホックがあると受け身で怪我をします。)と白Tシャツ(Vネック)とスパッツ(下着が透けるので)を身につけます。
それから「胸紐」をつけてもらってください。どのメーカーもオプションとしてつけてくれます。
男性は道着の下には何も着ません。私は股下の下もフル◯◯です。
女性は胸元からTシャツが見えないよう、白色でVネックのTシャツがいいと思います。
下衣はどの道着も膝当てが膝上から裾まで付いています。
道着は体に合ったサイズを選び、常に清潔にしましょう。裏返しにして洗濯して干すと皮脂汚れが落ちやすいし、乾きやすいです。
サイズ選びの際には袖・裾の長さに注意が必要です。手首を掴むことが多いので袖は短めが稽古しやすいです。指を引っ掛けると怪我の因なので袖まくりはしないでください。ズボンの裾が長いと足の指を引っ掛けることがあります。
入り身する時にズボンの裾に足の親指を引っ掛けて左右の指を骨折しました。
・・・。
最後に帯について、黒帯は洗うと色が落ちてしまうし、芯が型崩れしてしっかり締めにくくなってしまいます。先輩には洗うなと教わったので、以前は全く洗わずにいたのですが、あまりに汗臭くなり、ファブリーズして拭いたら色落ちしました。仕方なくクリーニングに出していました。
ですが、帯洗いに適した洗剤を見つけたんです!
こちらのカナダ製の柔軟剤不使用のランジェリーソープで洗ってみたら帯芯が型崩れせずに洗えました。
私はフローラルブーケの香りがお気に入り。黒帯は1シーズンに1回くらい手洗いしています。
それではまた、近いうちに!