形稽古の『受け』にも形がある

こんにちは。合気道無刀会のブログにようこそ!

早くも花粉症で、ティッシュを鼻に詰めてます。。。

今日は立春、暦の上ではもう春ですね。
さて本日は形稽古の『受け』について感じたことです。

合気道は取り受け交互に形稽古で行われるが、それがヤラセの様に語られることがある。

「形にはまる」という言葉があるように、形は応用がきかない無個性な物というマイナスイメージがあるからだろうか?
それともこれもよく言われることだが、受けが自身で投げられているように見えるからだろうか?

三段に昇段した後、緊張感なく漫然と日々稽古を行っていた。
(その当時は一生懸命やっていたつもりが、今考えるとそのように思う。)
そんなある日、師範に受けの動き方(体の使い方)の指導を受け、『受け』にも『形』がある事を教わった。
しかし、これではまるで時代劇の切られ役であるかのごとくであり、驚きと受け入れ難い思いを感じ、がっかりしたことを思い出す。

福本清三 

ちょっと脱線♫
写真の斬られ役は福本清三さん。50年以上に渡り、時代劇・現代劇を問わず「斬られ役・殺され役」を演じてきたことから、「5万回斬られた男」の異名を持つ。トム・クルーズ主演のラストサムライにも出演した。

だがそれは、今思うと余の未熟さに恥ずかしいことだが、合気道を勘違いしたまま稽古を続けていたということだろう。

形稽古で形をしっかりと身に付けることではじめて、高度な応用や個性の発揮が可能になると思うが、それは技を磨く『取り』だけではなく『受け』もまた同じではないだろうか。
『取り』の技を受けた結果ではなく、意図的に『受け』を取ることでお互いを高めあえる稽古を行うことができる。

無刀会では過去の反省を生かした稽古を行っていきたいと思う。

受け手の『受け』の技術が『取り』の上達に役立つのね。合気道無刀会では、お互いが良い稽古相手になれるよう『受け』を重視して稽古しているよ。これまでの『受け』についての以下の2つの記事も参照してね。

コロナ下ではありますが、中身の濃い稽古をしております。ご興味を持たれた方は見学にいらしてくださいね。

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